様々な汗をかきまくりの栗拾いツアー!

2015年10月17日

天候不順が原因で遅れに遅れいた栗拾いツアー、農家さんのGOサインが出まして10月11日開催いたしました。
ご協力頂いているこちらの農家さん栗の状態の確認の電話を入れると「まだ栗が笑ってない(とげとげの殻が割れていない状態)のよ。ごめんなさいね。」と謝ってくれますがいつも急かしてばかりでこちらが申し訳ない気持ちで一杯です。ホントに優しい方で感謝の言葉しかありません。
そんなこんなで千葉駅スタート。

今回は6名様の参加です。曇り空もあり少し寒い気温。今シーズン初のウィンドブレーカーを着込みます。風が通らない分暖かい。しかしこの時はウィンドブレーカーも着てられない程の冷や汗&大汗をかくことになるとは思いもしませんでした。
スタート直後は市街地と住宅地なので慎重に進んで行きます。3kmほど進んで行くとだんだんと緑が深くなっていきます。川沿いを進んで行くと色白の愛しいあの方達を探します。やっぱりいました道端に放し飼いの山羊(笑)なんでこんな普通の場所にいるのか謎です。ある時は川のほとり、ある時は道の真ん中を闊歩、今回はちゃんと小屋(?)と思われる場所の傍で草をほおばっています。が、決して小屋の中にいるとこは見たことはありません。

巨大化した鯉が泳いでいるドブを通り『房の駅』へ。ここのパン屋さんはイートイン可能なのでこちらでお昼ご飯となりました。パンを買っているとなんとお客様の同級生がパン屋さんの店員さんで偶然うん十年ぶりの再会!


すごい偶然もあるもんだねとパンをほおばりサイクリング再開。春にはあれだけ藪の中から突然出てきたキジや老夫婦が今回は出現しません。ちょっと心配です。バイクの集団は雑木林を抜け田園風景の中を疾走していきます。頭を垂れた黄金色に輝く稲穂を期待していたのですがすでに刈り取った後で少し残念。しかしこの先には巨大な鯉が待つ最後の休憩地点が待っています。


半年ぶりのこのコース2回ほど道を外しましたがやっと最終休憩地点までやってきました。ここもいました。巨大な鯉。春は沢山いたのですが今回は一匹。皆に協力いただき指をさしてもらいました(笑)

のこり3キロ、栗を目指してラストスパートです。気持ちいい秋の里山を走り遂に栗にたどり着きました。



良かった下見に来たときより栗が笑ってる。下にも落ちてます。レジャーシートを広げて荷物を置き栗拾いスタートです。皆さん大人ですがすごく楽しそうな笑顔で笑っています。栗のように笑っています(笑)



そんなこんなで私はサイクリング好きのお客様を一名お連れしてお客様をお乗せする為千葉駅へ車を取りに向かう時間です。ちょっと本気を出そうと今回はリュックを置いて出発・・・おっと、車を出庫する為にお金を忘れないようにと。よし、完璧。猛ダッシュで千葉駅へ向かいました。鯉の川を渡り何も出てこない雑木林を抜け、今度は道路の真ん中を闊歩している山羊を避け千葉駅へ到着。着いたときには程よい疲労感と満足感。いざ皆の待つ栗林へ・・・あれ?車のカギがない!ヤバい、リュックの中奥深くに忘れてきた!!
と言う訳でもう一往復確定。お客様の顔を見ると戦意喪失。ハイペースだったもんな・・・これからさらにダッシュで往復28km一人旅か。お客様にも謝らなきゃな。冷や汗が止まりませんT_T;
栗林に向かっていると電話が入りお客様から記憶を頼りに房の駅へ向かってくれるとの事。ここは甘えるしかない。気合を入れなおして合流するために名一杯ペダルを漕ぎます。そして鯉の橋の先で御一行に念願の合流。この時は冷や汗も引いて大汗でびっしょりです。御一行を房の駅そばまで先導して別れました。今回はキーをしっかり持って千葉駅へ。一人お待たせしたお客様と一緒に房の駅へ戻りました。
お客様は嫌な顔もせず、逆に楽しいハプニングでしたと言ってくださり救われた気分でツアーを終了する事ができました。