若い子の後先考える必要が無い体力が羨ましい

2021年01月13日

先日、高校の現役野球部の子4人がロードバイクをレンタルしてくれて、120kmのライドに挑戦してくれました。
毎日野球の練習に明け暮れて、たまの休みなら身体を休めればいいのにと思うのは私が歳を重ねたからなのでしょうか。
私はほぼ毎晩レンタサイクルの配達で都内を周っていますが、日中少し時間が空くと自転車に乗りたいと思う反面、夜の配達を考えると身体を休めた方が良いかなと思ってしまうのです。
思い返すと私も高校生の頃は野球部に入っており、中間試験や期末試験の日でも部活動がありまして、練習がないのは元日のみだったのですが、大晦日の練習の後に野球部の友達と初日の出を見に出かけた思い出があります。
どうしてそれが出来たのかというと、もちろん溢れんばかりの体力もそうですが、後先考える程の経験が無かったのだろうと思います。
今同じ事をやろうとしても年間1日だけの休暇と考えると、朝寝坊したり年明け2日からの練習の為に早めに寝たいと考えてしまいます。もちろん体力が無くなったのもありますが、過去の経験上無理して眠い目を擦りながら朝日を見て、2日からの練習に支障をきたす事も無いだろうと頭で計算してしまうのです。

現在の私が身体を休める事を第一優先として考えるようになったのは、サラリーマンを辞めてレンタサイクル業を始めて暫くすると順調に需要が増えて夜の配達が忙しくなりました。まだ、サラリーマンの体内時計で動いている状態だったので夜の配達は睡魔との戦いでした。深夜全ての配達が終わり自宅まで2km程度の距離にも拘わらず強い睡魔に襲われ狭い車内で身をくねらすように10分程度仮眠をしようとしたところ、目が覚めたら思いっきり夜が明けていたり(5時間ほど路上停車して寝てしまいました)、自宅まであと5分程度の場所で居眠り運転で縁石に乗り上げそうになったり・・。
さすがにこのままでは人生が終わってしまうと思い、とにかく毎日夕方に寝る時間を作って夜に備えようとしました。サラリーマン時代とは全く違う生活リズムです。まあ、サラリーマン時代もトイレで寝てた事もありましたが(笑)
今では1日のうち一回あたりの睡眠は短いけれど、寝れる時に寝るという生活にしたところ、それが功を奏し夜の配達は眠いと感じる事は無くなりました。

歳をとるという事は体力は無くなるけれど、積み重ねた経験でうまく生活して行く事なのかもしれないですね。そう考えると今の行動も数十年後に生きてくるのかも。
ただ、自転車に乗れる機会が少ないのでこの先上手く立ち回るには経験値でカバーするか、自転車に乗る時間を増やして体力でカバーするのか、過去の経験を生かして考えます。
それにしても後先考えて行動しなくてよい高校生の有り余る体力は羨ましいな。

『東京サイクリングツアー&レンタサイクル』では後先考えず体力をフルに使ってロングライドに挑戦したい若い方にもそうでない方にも、ロードバイク、クロスバイクとも経験値が豊富なスタッフがコンデションを整えてレンタルのご予約をお待ちしております。