近年東京でも富士山が良く見えるお話

2015年03月19日

東京ベイエリアをサイクリングしていてふと遠くに目をやると富士山がきれいに視界に入ってくる事が多いです。ある大学がデータを採ったところ過去50年の平均が30日程度だったそうですが2013年にはなんと120回も見えたそうです。
50年前といえば日本が高度経済成長期の真っただ中で特に東京の夏は光化学スモッグ注意報が頻度に発令されていた時期ですね。私の子供の頃もよく発令されていましたが最近はどうなのでしょうか。意識していないのもあってあまり聞かなくなりましたね。近年の環境対策の成果が出ているのかもしれません。
東京でも地域によって見える確率も変わってくるとは思いますがたしかに東京ベイエリアなら私の行動範囲の千葉市からお台場までよく見る事ができます。
私は夕暮れ時の富士山が大好きです。東京ベイエリアどこからでも息をのむような美しさです。
千葉市のベイエリアからは見る夕暮れ時の富士山は海越しに雲から突き出す姿がとても印象的です。たまに遠く羽田を離発着する点のように見える旅客機が富士山を横切るのですがその存在が富士山の雄大さを引き出しているように感じます。
ライトアップされた東京ゲートブリッジ越しに見る富士山も格別です。その美しさは富士山を意識して設計したのではないかと思えるほどです。晴れた日の夕暮、若洲海浜公園を訪れれば周りに殆ど人がいない海沿いの草原でそんな富士山が体験できます。
機会があれば東京サイクリングツアー&レンタサイクルをご用命ください。サイクリングツアーのコース設定もございます。レンタサイクルで自由気ままに訪れるのもいいと思います。
あっ、車でのお越しはなるべくお控えください。せっかく出かけたのにその排ガスで富士山が見えなくなると残念ですよね(笑)